【新歌舞伎座】「CAKUGO」大千穐楽コメント

水谷千重子:皆様、本当にありがとうございます。本日、新歌舞伎座にて大千穐楽を迎えることができました。8月に明治座から始まって、博多座、そして初めての新歌舞伎座で座長公演をやらせていただく…着物じゃない千重子で喋るのはちょっと違和感があったりもしますけど、今は、千重子が演じているフローレンスでございます。連日、お客様に3階席までたくさんご来場いただいて感謝しております。お客様からパワーをいただいて頑張ることができました。本当にありがとうございます。大千穐楽ということで、キャストの皆さんからもお言葉を頂戴したいと思っております。それでは、的場の浩ちゃん、よろしくおねがいいたします。

的場浩司:明治座、博多座そしてこの新歌舞伎座、稽古期間を入れると2~3か月の間、ずっとこのキャスト・スタッフたちと過ごしてきて、長かったような気もするし、あっという間だったような気もしています。稽古の時からキャスト最高、スタッフ最高、そしてなんといっても千重子先生素敵で最高で楽しかったです。今回もアクションをやらせていただいています。自分の得意分野だと思っているのですが、仕込み杖でのアクションは今回が初めてで、稽古当初は取り扱い方が難しかったんですよね。そのときに…ごめんなさい、これはあまり言わないでほしいと言われたのですが…30年来、仕込み杖を使っている先生の指導をいただきましてようやくここまで扱えるようになりました。
千重子「浩ちゃんは飲みこみが早いのね。素敵でした」)
ありがとうございます!『水谷千重子50周年記念公演』は、この先もまだまだ続いていくと思いますが、自分は先生が大好きなので、先生が必要だと思ってくださったら、いつでもお呼びください。先生、お慕い申し上げております。本当に皆様ありがとうございました!

生駒里奈:アンジェリナを勤めさせていただきました、生駒里奈です。本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。初日から体調不良で皆様にはご心配とご迷惑をおかけしてしまったこと、本当に申し訳ございませんでした。私の友達が初日観劇後に連絡をくれて「皆さん素晴らしかった!スペシャリストが集まってるんだね!」と言っていました。休養中はエンタメに触れていなかったので、復帰当日はこの作品がめちゃくちゃ面白くて…役柄的にあんまり笑ってはいけないのですが、もうどうしようもなくおもしろくって…!千重子先生の50周年記念公演は3度目の参加になるのですが、人を笑わせるパワーのすさまじさを感じました。社会人としては、公演に穴をあけてしまったことは不甲斐なく思っているのですが、座組の皆さんに救われて、お客様にも「生駒ちゃん復帰して嬉しい」と言っていただけて嬉しかったです。もし叶うのであれば、リベンジの気持ちも含めて、また『水谷千重子50周年記念公演』で先生の50周年をお祝いしたいなと思っております。本日は本当にありがとうございました。

川西賢志郎:本日は皆様ありがとうございました。僕は今回、初めて『水谷千重子 50 周年記念公演』にジョインさせていただきました。それまではずっと漫才師をやっていたのですが、そっちの方は一年半前にまぁ、ノットジョインという形になりまして。 そうやって一人になって初めていただいた仕事のお話というのが、実はこの舞台だったんです。僕はそのとき千重子先生から「あなた、もう少しこの世界にいなさいよ」と言っていただいたような気になって。勝手な解釈かもしれませんが、それに応えたい、なにかちょっとでもお力添えできればという気持ちでこの舞台に立っておりました。今回、千重子先生のパワフルな姿を間近で見せていただき、自分もこの先、50 周年記念公演を 4 回でも 5 回でもできるような芸人になっていきたいと改めて思いました。ありがとうございました。

神里優希:ユークリッド・ゴドリック役を演じました神里優希と申します。本当に…本当に本当に楽しい期間で、本当に本当に楽しい期間でした。千重子先生のおかげでここまで来れましたし、ここまで連れてきてくださった千重子先生に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。明日からこの楽しい日々がなくなってしまうのはめちゃくちゃさみしいのですが、明日からは皆様の笑顔、拍手、ご声援を思い出しながら、ゆっくりと、でもCAKUGOを持って少しずつ歩んでいって、その先の未来でまた皆様にお会いできるのを楽しみに頑張っていきたいなと思います。本当に皆様、ありがとうございました。

YOU:ありがとうございました。YOUと申します。水谷先生の50周年記念公演、4回目…ずっとお世話になっておりまして本当に幸せなことです。今回は初めての洋物…洋物?外資系?の舞台で、一生懸命、ダンスを踊らせていただきました。アンサンブルの皆さん、ダブルキャストの高橋ひとみちゃん、ガンバレルーヤさん、お歌のゲストの皆さん、スタッフの皆さんと本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。まだ終わりたくないので、空き地で一人で続けたいと思います。もし見かけることがあったら応援してください。本当にありがとうございました。

ガンバレルーヤ・まひる(10月4日出演)コネ姉妹B役を演じさせていただきました、ガンバレルーヤのまひるです。本日はお足元の悪い中、足を運んで下さり誠にありがとうございました。フローレンスのシューズをハサミで切ったのは姉のヨッシーです。
ガンバレルーヤ・よしこ「2人でやったじゃない!シャンデリア以外は全部やったじゃない!本当にすみません…。」)
本当にお客様がすごくあたたかくて、今日が最後だったんですけれども、どんどん楽しくなってそれと同時に、今日で最後なんだという寂しさもこみ上げてきて、皆様にお会いできるのも今日で最後か…。明日からどうやって生きていこう…と思うほど、すごく楽しい座組でしたし、たくさん学ばせていただきました。このような素晴らしい舞台に立たせて下さった千重子先生には本当に感謝しかありません。本当にありがとうございます。これからも千重子先生の舞台、そして新歌舞伎座に立てるようにこれからも精進してまいります。本当にありがとうございました。

ガンバレルーヤ・よしこ(10月4日出演)コネ姉妹Aを演じさせていただきました、ガンバレルーヤのよしこです。ありがとうございます。素晴らしいお客様ばかりで本当に幸せでした。まさか新歌舞伎座でアドリブをやらせてもらえるとは思っていなかったんですけれども、とても楽しくさせていただきました。本当にこのような素敵な仲間たちと出会わせてくださって、このような素敵な景色を見させていただいた…(涙)。千重子先生には本当に感謝です…(涙)。かっこいい背中を見させてもらって…めちゃくちゃかっこよかったです!また、この場所に千重子先生と戻ってこれるように私も精進いたします。本当にありがとうございました。

ハリセンボン・箕輪はるか:ルカ・ハリーを演じさせていただきました、ハリセンボンの箕輪はるかです。稽古を重ねるたび、公演を重ねるたびにこの作品が好きになって、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、本当に大好きです。明日からどうしようかなって…(YOUさんと)一緒に空き地で踊らせてください…。私のダンスを「セクシーだね」って千重子先生に言っていただきまして、明日からセクシーのやり場をどうしようかなって…空き地でやらせていただきます。
ハリセンボン・近藤春菜「その涙なんですか⁉」)その涙です…。このような機会を与えていただいて千重子先生、ありがとうございました。皆様ありがとうございました。

ハリセンボン・近藤春菜:コネ姉妹のルナ・ハリーを演じさせていただきました、ハリセンボン近藤春菜です。千重子さん、50周年改めておめでとうございます。私たちは『水谷千重子50周年記念公演』4度目の参加ですが、4度目にして今回初めて新歌舞伎座に連れてきていただきました。初めての舞台に立てて、初めてのお客様にお会いできるということがめちゃくちゃ嬉しかったです。なにより毎日が楽しくて!素敵なキャスト・スタッフの皆さんと、なによりやっぱり、近鉄百貨店のデパ地下!本当に近くて、どこになにがあるってもうわかります!それくらい通いました。それも含めて素敵な新歌舞伎座だなって思っております。芸人として22年くらいやらせていただいておりますが、まだこんな新しい扉を開かせてもらえるんだ!と。これからも5度目、6度目とまた呼んでいただけたら嬉しいな、新しい扉をどんどん開けて、新しい春菜をお見せしたいなと思います。本当にありがとうございました。

千重子:以上でよろしいですね?

バッファロー吾郎A:御堂筋線中津止まり!いや、先生!中津止まりやないんですよ!新大阪から乗らなあかんから。

千重子:言ってない、言ってないですよ、誰も言ってないです。

バ吾A:先生、僕がいます。

千重子:僕がいる…。

バ吾A:「君たちがいて、ぼくがいる!」僕のギャグのように言いますけど。

千重子:大阪の皆様にはおなじみのギャグでございますが。Aちゃん、よろしくお願いします。

バ吾A:バッファロー吾郎Aでございます。ありがとうございます。先生、50周年おめでとうございます!!(大声) 先生に褒めていただいたんですよ。電話のシーンで「Aちゃん、おもしろいわね、あのセリフ」って。「先生、どのセリフが良かったですか?」とお聴きしたら「ありがとうございます、会長」って言われて。暗転きっかけのセリフなんですよね。アドリブ全部ダメやったんです…。
千重子「Aちゃんはいつもおもしろいことばっかり言うからね」)
最初の先生とのケンカのシーンね、尊敬する先生に悪口を言わないかんのですけど、何回か言わないかんセリフを忘れたときに、先生の目がキッ!ってなって…すんませんでした…。今回は全てが楽しくて、本当にみなさん、サンキュー!!堀内孝雄ですッ!!!!!

千重子:なんでそういうこと言っちゃうわけ⁉言いたくなっちゃうの?

バ吾A:言いたくなる…病気…です。

千重子:「ほとんどビョーキ」ってやつ。

バ吾A:わぁ出た!山本晋也監督!先生、違うんです…。

千重子:違うんでしょ?違うことばっかり言ってるから。

バ吾A:本当にもう…ごめんなさいね!!!

千重子:今日、ヘアスタイルのシルエットがキダタロー先生みたい。

バ吾A:誰が「探偵ナイトスクープ」の名誉顧問なんですか!それ言ったら、先生は晩年の石ノ森章太郎先生に似てますよ!

千重子:書きますよ!『ホテル』っていうドラマを書きましょうか。

バ吾A:ほんとね、今日はありがとうございました。

千重子:ダンスを踊ってくれたり、殺陣やお芝居もそうなのですが、アンサンブルの皆さんもとっても活躍してくれました。最後なので、一言ずついただきたいなと思います。

小多田直樹:小多田直樹です。千重子先生はじめ優しくて面白くて人柄が素晴らしい方たちが揃った公演にジョインさせていただけて、たくさんのスタッフさんに支えていただき、楽しいひと夏を過ごすことができました。また50周年記念公演に携われるように精進したいと思います。ありがとうございました。

三浦拓真:刑事役の三浦拓真でございます。本日はご来場いただきありがとうございます。この座組の一員としてこの舞台に立たせていただけたことと、無事に大千穐楽を迎えられたこと、心から嬉しく思います。本当にありがとうございました。

相良飛鷹:相良飛鷹と申します。本日はありがとうございました。千重子先生はじめ、素敵なキャスト・スタッフの皆さんと、そして、毎公演足を運んでいただいたお客様のおかげで、大千穐楽をむかえることができました。本当にありがとうございます。またこの場に戻ってこれるように、背は小さくても態度と存在感は大きく、今後とも精進してまいりたいと思います。ありがとうございました。

江見ひかる:江見ひかると申します。今回とても意地悪な役どころで千重子先生に罵声を浴びせるという、貴重な経験をさせていただきました。また、皆さんとこうしてお会いできるように精進してまいります。ありがとうございました。

植村理乃:植村理乃です。本日はありがとうございました。千重子先生をはじめ座組のみなさん、先輩方とご一緒できたこと、とっても幸せでしたし、ショーの中でお客様と目が合う瞬間が幸せでした。ありがとうございました。

森内翔大:森内翔大です。本日はありがとうございました。普段の稽古場とは一味も二味も違う現場で、本当に自分にとって貴重な機会になりました。千重子先生はじめキャスト・スタッフの皆さま、そして劇場に足を運んでいただいたお客様に感謝をしております。本日は本当にありがとうございました。

岡田治己:全42公演本当にありがとうございました。電話のシーンに何度か参加させていただいたんですけれども、自分が喋ったことで笑いがおきるという経験、自分が喋ったことによって本当に誰もいなくなる、シーンとなる…スベるという経験ができたこと、この景色が一生の宝物です。本当にありがとうございました。

山田将司:山田将司と申します。本日はありがとうございました。千重子先生の50周年記念公演を座長、尊敬するキャストの皆さまと、頼もしいスタッフの皆さんと、素敵な会場と、あたたかいお客様と一緒に過ごせたこと、本当に幸せだったなと思いました。明日からこの日々がなくなってしまうのがさみしくてしょうがないのですが、心に財産をいただいた気がしまして、辛い時に思い出して、これからも頑張っていこうと思います。ありがとうございました。

岡田梨依子:岡田梨依子と申します。本日はどうもありがとうございました。私にとっていろんなチャレンジができた期間でした。この機会をいただけてとても感謝でいっぱいです。座長はじめキャストの皆さま、スタッフの皆さまそして、会場に足を運んでいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

鈴木楓加:鈴木楓加と申します。本日は誠にありがとうございました。こんな大きな舞台に立たせていただけたことが本当に私の中ですごい大きな経験になりました。そして、全部で2ヶ月半、長い期間を皆さんと一緒に過ごせたこと、そしてお客様に来ていただいたこと、本当に嬉しいです。明日から稽古や舞台がないのが寂しいのですが、またこの舞台に立てるよう、精進してまいります。本日は本当にありがとうございました。

千重子:改めまして、ありがとうございます。皆さんもおっしゃってくれたのですが、本当に終わるのが寂しくて。この期間が本当に夢のような時間でした。この時間を素敵なキャストの皆さんと共有できるんだと思うと、楽しくなること間違いないなと、稽古の時から感じていました。稽古を経て明治座・博多座・新歌舞伎座まで“何があっても協力し合える仲間”という結束がありました。
初日に生駒ちゃんが体調崩したときも、(植村)理乃ちゃんが代役をつとめてくれたんですけれども、4~5時間ほどで全部セリフを覚えてくれて、全部やってくれたんです。「もうここで決めなきゃいけない」という時に皆さんがすごく力を出してくださって。初日はね、川西ちゃんと千重子が漫才をやってみたりね、普段ではできない経験もさせてもらったり。そして生駒ちゃんも復帰されると、お休みを感じさせずにすぐにこの世界に戻ってきてくださって。皆さんでこの一座が成り立っているんだなという風に本当に思いました。
なので、今度また2年後…毎回2年ごとに『水谷千重子50周年記念公演』をやらせてもらっているんだけど、改めてこのメンバーでもう一度チャレンジしたいなって風に思います。今日はいないですが、高橋ひとみちゃんもガンバレルーヤちゃんにもまた出てもらいたいですし、このメンバーならなんだってできるし、なんだって乗り越えられるという気持ちにさせてもらいました。そして、応援してくださったお客様がいらっしゃるから、このパワーが生まれるんだなと!素敵なキャスト・スタッフの皆さんに恵まれて本当に千重子は幸せでございました。

本当に本日はお越しいただきましてありがとうございました!

水谷千重子50周年記念公演|公式サイト
またまたまたまた50周年。バカいってる。2025年は「CAKUGOカクゴ 愛と憎しみと追憶と沈黙のミス・フローレンス」を明治座、博多座、新歌舞伎座で上演