
2025年8月22日(金)から9月7日(日)まで明治座で上演される『水谷千重子50周年記念公演』の合同取材会と初日舞台公開が行われました。合同取材会には水谷千重子、生駒里奈、川西賢志郎、神里優希、ハリセンボン、高橋ひとみ、的場浩司、倉たけしが登壇し、ご挨拶と代表質問に回答しました。
ご挨拶
水谷「本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます。明治座では今回、4回目の50周年公演をやらせていただけることになり、大変光栄です。何度も50周年公演を観に来てくださるお客様もいらっしゃいますし、今回が初めてという方もいらっしゃいます。そして今回は、洋風のお芝居に初めて挑戦するということで、皆さんに楽しんでいただけるよう、精一杯頑張りたいと思います。」
的場「おはようございます、的場浩司です。お忙しい中、今日は本当にありがとうございます。今回も水谷千重子先生の背中を追いかけながら稽古を重ねてきて、やっと今日、初日を迎えることができます。なんといっても、先生がものすごくカッコいいので、お芝居にぜひご期待ください。」
高橋「皆様、本日はお越しいただきありがとうございます。高橋ひとみです。私は今回で3回目の出演になります。今回も呼んでいただけて、本当に嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。」
生駒「皆さん、おはようございます。生駒里奈です。私も3度目の参加ということで、本当に嬉しいです。今回も、稽古場で千重子先生の姿をたくさん見させていただいて、その姿に本当にやる気をいただきました。いよいよ初日を迎えられるということで、そのパワーをお客様にしっかり届けていけたらと思います。よろしくお願いいたします。」
神里「おはようございます。神里優希と申します。今回が初参加ということで、豪華なキャストの皆様と一緒にお芝居できるのが本当に嬉しいです。そして何より、4度目の50周年を間近でお祝いできることを嬉しく思っております。最後まで精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。」
川西「川西賢志郎です。よろしくお願いいたします。実は、3度目の50周年のときは客席で拝見させていただいていて、まさか今回、4度目でジョインさせていただけるとは思っておらず、非常に光栄です。今回は初の“海外”をテーマにしたお芝居でして、メイクさんにもいろいろやっていただいているんですけど、だんだん自分でも「氷川きよしさんに似てきたな…」って。このままだと2部に出た方がよかったかななんて思うくらいで(笑)。精一杯やらせていただきます。よろしくお願いします。」
ハリセンボン・近藤「よろしくお願いします。私たちは、今回で4度目の50周年ということで、本当にありがとうございます。30代の頃から参加させていただいていたのですが、ついに40代に入りました(笑)。元気いっぱい、若手のパワーで頑張っていきたいと思います。」
水谷「(近藤に向かって)今日はものまねしないの?角野さんの。」
近藤「角野卓造じゃねーよ!千重子さん、ネタの振り方が…わかっていらっしゃらない…(笑)。」
倉「(近藤にむかって)否定ばっかしてんじゃねーよ!受け入れろよ、クッキー人間、この野郎!」
近藤「クッキー人間じゃねーよ!“ステラおばさんじゃねーよ”なんですよ、普通は。製作発表のときに倉さんがクッキー人間って言い出して、否定してたんですが、明治座さんが“クッキーをつくりましょう!”って言って、クッキーヒューマンを限定販売することに…(笑)。クッキーに私の秘蔵写真がついてくるんです…(笑)」
水谷「明治座さんとのお付き合いでね春菜ちゃんは。ゆくゆくは明治座人間になって。」
近藤「明治座人間ではねーよ(笑)社員じゃないんですよ!ほら、はるかも一言!」
ハリセンボン・箕輪「この作品で成長したいと思います。」(近藤が箕輪にむかって「マイク持ちなよ!」)
倉「このメンバーで何の疑いもなくやってるのは嫌なんだよ!千重子には世話になってるけど50周年何回やってんだって、俺は認めてねえんだから。」
水谷「呼んでもないのに来て…。まあでもね、今回はデュエットの新曲もあるから、楽しみにしててくださいね。」
質問(皆様へ)お芝居でのご自身の役どころは?
水谷「今回は、“ミス・フローレンス”という伝説のダンサー役をやらせていただいています。少女の頃から現在に至るまでのフローレンスの波瀾万丈な人生を、ダンスを通して描いていく、そんなお芝居になっています。ステージ上でどんな風に表現されるのか、そしてどんなストーリーになっているのかは…見てのお楽しみです!今回はいろんな千重子をお見せできると思いますので、私自身とてもワクワクしております。」
的場「今回は、マンハッタンを拠点に活動する、表と裏の顔を持つ貿易商の役をやらせていただきます。今回も先生とご一緒させていただけるということで、めちゃくちゃ楽しみにしております。押忍」
高橋「ブロードウェイ一の大女優という素晴らしい役をいただきました。この年齢になって、はじめて歌と踊りに挑戦させていただくことになり、とても緊張しております。でも、こんな華やかなウィッグと衣装をつけさせていただけるので楽しみです。どうぞご期待ください!」
生駒「私が演じるアンジェリナは、フローレンスのライバルであり、高橋さん演じるジャネットの“次の世代”を担う女優、これからこの劇場を背負っていく存在という役どころです。少し厳しい面も持ちながら、ダンスと歌を心から愛する役者の役を演じさせていただきます。」
神里「ウォーターバレー劇場で、演出家でありながら自らも出演する男、ユークリッド・ゴドリックという役をやらせていただきます。劇団の皆さんをリードしたり、時にはさばいたりと、見ていて楽しんでいただける役だと思います。ショーのシーンも、ダンスや歌でとても華やかなので、そちらも楽しみにしていただけたらなと思います。」
川西「ウォーターバレー劇団の団員であるケネス・ウエストという役柄です。お芝居の面で要求されることはたくさんあると思っていました。そこに加えてダンスや歌といった、自分で開けたことのなかった引き出しを、そこは引き出しついていませんよ!みたいなところまで、演出の方に開けていただいたような感覚がありました(笑)。実際に観ていただかないと伝わらないくらい、盛りだくさんのストーリーになっていますので、精一杯頑張ります。」
ハリセンボン・箕輪「新人ダンサーのルカ・ハリーを演じます、箕輪はるかです。」
ハリセンボン・近藤「ルナ・ハリーを演じます、ハリセンボンの近藤春菜です。あるきっかけがあって、ウォーターバレーに所属することになるんですけれども、本当に、大スターの卵だと思っております!(笑)」
ここでなんと…!月刊ひとり旅の市村記者(バッファロー吾郎 A ?)が乱入⁉
市村「私、友近さん公認の月刊ひとり旅の市村と申します!友近さん、なんでそんな格好してるんですか?これ、文化祭か何かですか?」
水谷「市村さんのお友達の友近ちゃんのときによく取材されている方なんですけど…(汗)。私は水谷千重子です。」
市村「今日のこれはなんですか?新喜劇ですか?」
水谷「バラエティに富んではいるんですけど、新喜劇っていうジャンルではなくて、明治座さんで毎回50周年記念公演をやらせてもらっているんです。」
市村「なるほど!(ポスターを見て)RAKUGO(落語)…ですか?」
水谷「落語の話じゃなくて!今回は“CAKUGO”です。覚悟を決めて生きていく、という内容になっています。」
その後、市村と倉の言い争いが白熱!あっちいけ!!しっし!!!
座長・水谷千重子さんからご来場いただくお客様へメッセージ
水谷「皆さま、今日は初日ということでお越しいただきありがとうございます。ちょっと会見では市村さんの乱入もありましたけど(笑)、そのおかげで逆に活気づいた感じがします。今からステージに立つということで、ワクワクもするしドキドキもしています。正直、はじめての海外の物語なので明治座のお客様や普段の千重子のお客様に「いつもと違うな」と思われるのではないかと不安もあったんです…。でも、稽古やリハ、ゲネプロを経て、皆が1つになり、華やかなステージに仕上がったと思っています。皆さんに楽しんでいただけるのではないかと感じておりますので、ぜひ劇場でお待ちしております!」
東京・明治座
2025年8月22日(金)~9月7日(日)
福岡・博多座
2025年9月13日(土)~9月22日(月)
大阪・新歌舞伎座
2025年9月27日(土)~10月5日(日)
公演詳細・チケット情報は公式サイトにて https://www.bakaitteru.com/